花粉症対策の基本


花粉症は、アレルゲンとなる花粉が目や鼻、口などに入り込むことによって起こる一連の症状のことを指します。
花粉症対策は、まずは花粉が身体の中に入ってこないような方法をとることが基本になります。
近頃では、日本人の4人に1人は花粉症で悩んでいると言われるほど多くの人がその症状を発症している、まさに国民病です。
そのため、花粉が飛散するシーズンになると花粉の飛散予報が天気予報やニュースで取り扱われます。

それらを確認し、花粉が飛散しやすい日やしやすい時間帯の外出はなるべく避けるようにします。
しかし、仕事や学校でそれが無理な人も多いでしょう。その場合にはマスクやメガネ、帽子を身に着けるようにします。マフラーやスカーフなどで首元を隠すのも効果的です。
コートも素材がつるつるしたものを選ぶことが基本です。これらは花粉が身体につかないようにする効果があるため、花粉症対策になります。
外出先から帰ったら、家の外で身体についた花粉を払い落して家の中に持ち込まないようにしましょう。

見落としがちですが、ペットを飼っている人は散歩から帰ってペットをそのまま家の中に入れてしまいますが、ペットにも花粉がついていることがあるため、
家の中に入れる前にペットの身体からも花粉を落とすようにします。家の中では窓や扉を開けたままにしない、人の出入りがある以上どうしても花粉は家の中に侵入するため、
小まめに掃除をして花粉を取り除くようにします。その際には濡れた雑巾や掃除用シートを利用すると、花粉が家の中に飛び散らなくなります。

これらは花粉症対策としては基本になるものです。これと同時に花粉が飛散するシーズンの前から薬の服用を始める初期治療を行って発症を少しでも遅らせたり、
薬を飲みたくないの方であれば、花粉症対策の お茶など早くから摂取したり、毎日の食事で免疫力の向上が図れるようなものを食べるなど、様々な対策を行って発症を防いだり、発症しても症状が軽く済むようにするようにしましょう。